「残置物」ってなに?知らないと損するかも!
今回は、賃貸物件を探しているときによく目にする「残置物(ざんちぶつ)」という言葉について、分かりやすく解説していきます!
■「残置物」ってどんなもの?
ズバリ、前の入居者が置いていった家具や家電などの私物のことです。たとえばこんなものがあります。
- 冷蔵庫・洗濯機
- ガスコンロ
- カーテンや照明器具
- 取り外し可能なエアコン など
一見ラッキーに見えるけど…実はちょっと注意が必要なんです。
■誰のモノなの?使っていいの?
結論から言うと、使ってもOKです。しかし注意点もあります!
基本的に、残置物は前入居者が貸主の許可を得て設置し、退去時に貸主の了承を得たうえで物件に置いて行った物です。
物件に備え付けられており、故障時に貸主が修理義務を負う【設備】とは異なるものであり、残置物に対して貸主は故障時の責任は負わないケースが多いです。
たとえば、残置物の洗濯機が入居後すぐ壊れたとしても、修理や交換は自己負担になります。
■契約書のチェックはマスト!
入居前には、契約書や重要事項説明書をしっかり確認しましょう。
- 「残置物あり」「残置物として使用可能」などの文言がある場合、何が残置物にあたるのか
- 故障時の責任の所在が明記されているか
書かれていない場合は、管理会社に確認しておくと安心です。
■残置物のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
家電・家具を買わずに済む | 故障しても修理・交換は自己負担 |
初期費用を抑えられる | すでに劣化していることも多い |
すぐに生活を始められる | 不要な場合は自分で処分することに |
■もし不要ならどうする?
「いらないな…」と思ったら、まずは管理会社や貸主に相談を!
交渉次第では、入居前に撤去してもらえるケースもあります。
勝手に処分するとトラブルになることもあるので要注意。
■まとめ
賃貸物件で見かける「残置物」。お得に感じることもありますが、使うなら自己責任という点を忘れずに!
✔ 入居前に契約書の確認
✔ 壊れた時の対応を理解しておく
✔ 管理会社としっかり連携
これでトラブルのない、快適な新生活をスタートできますよ♪